2014年02月03日
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笑えないよくわかる都道府県地図

Written By: 川俣 晶連絡先

名前: トモネコ

メールアドレス: 昼休み中です

本文:

おつかれ様です。

お体の具合は大丈夫でしょうか?

朝のニュースで視たのですが「よくわかる都道府県地図」が笑えます。

http://tabetainjya.com/archives/koneta/post_1734/

すでにご存知かと思いますがよろしかったら。

「他の地方は良く分からないので、よくわかる東京都を見たが、あまりの中身の酷さに愕然としたよ」

「そんなにダメかい?」

「存在感皆無とか、人が住むところじゃないとか、山と川以外何も無い気がするとか、そういうことは冗談でも言っていいことでは無いだろ」

「自虐ならいいんじゃないの?」

「問題はそこだ。この地図には『23区民が作った』とある。つまりどんなに拡大解釈しても、23区以外の部分は自虐ではなく他人の差別にしかなっていないのだよ」

「ひ~」

「こういうものを作る人間も広める人間も愚劣と結論しておこう」

「肯定しないわけだね」

「笑えないどころか、極めて大きな不快感をばらまく地図だろう。それに、おそらくどこに住んでいるかによって中身がどんどん変化しうるだろう。とてもじゃないが、これが一般的な東京都のイメージとは言いがたい」

本題 §

「……というのは話の前座だが」

「散々非難して前座かい」

「この地図の奥多摩地方には、なんで東京都に入っているかが謎と書いてある」

「確かに謎だよ」

「実はそこまで行くと、こっちの興味領域にも触れる部分がある。つまり、水源地を名目にして東京に編入されたわけだよ」

「水の問題に繋がるわけだね」

「しかし、この辺の話題はけして都民から非難されるものではない」

「なんで?」

「ビル街を想像して地方から来た人間を連れて行って『ここも東京』と言うとみんなビックリするから!」

「ホントかよ」

「高尾山ぐらいに連れて行くだけで、もうビックリさせられるよ。ここも東京都なんだよ!って」

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